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なとり、愛して。

  • 名取のおいしいものに職人の技を加えて
    有限会社まるしげ 漁亭 浜や
    渡部 正守さん

    名取市閖上(ゆりあげ)で海鮮料理の店を営み、30年以上になる「漁亭 浜や」。名取川沿いにある商業施設「かわまちてらす閖上」やゆりあげ港朝市にある「メイプル館」などで店舗を展開しています。さらに近年では、店で培った目利きと技術をいかして、オンライン販売にも力を入れています。漁亭 浜やが食に込める想いを伺いました。

    ―「漁亭 浜や」はどんな店ですか?

    宮城県を中心とした近海や、閖上であがった食材を中心に、料理や物産品を提供しています。30年以上こだわり続けて料理を提供しており、地元を中心に多くの皆さまにご好評いただいております。信念は、名取の食材でお客さまに感動していただくことですね。


    ―こだわりはどんなところですか?

    料理はもちろんですが、ひとつひとつ細かいところですね。テーブルの準備にしろ、料理ひとつにしろ、そういう細かいところに目配り、気配りするのを大切にしています。技術だけ、食材のおいしさだけではなく、お客さまが何度も来たくなるような店づくりをしています。


    ―オンラインで買える商品にはどんなものがありますか?

    全国的に知られる閖上の赤貝を使ったギフトセット、宮城県の県南エリアの名産である「はらこめし」のセット、閖上のしらすを使った春巻きなど、さまざまな料理を販売しています。どの料理も大量生産ではありません。化学調味料を使わず、一つひとつ職人が捌いて、丁寧に調理しているので、どれも味には自信があります。煮込む時間、出汁のとり方、すべて昔ながらの和食の手法でつくっています。

    赤貝のギフトセットは、赤貝の刺身と燻製、なめろうが入ったセットなのですが、燻製したり、なめろうを叩いたりするのも、全部人の手で行っています。さらに、急速冷凍でパックするので、新鮮なおいしさをお楽しみいただける商品になっております。

  • 見出し

    最近では、名取のせりを使ったせり鍋セットも人気です。せりや肉といった素材がおいしいのはもちろんですが、なんと言っても出汁がうまいんです。出汁は合わせたあと、1か月以上冷蔵で熟成しているので、旨味や香りが感じられるようになっています。口に入れたあと、いつまでもおいしい出汁です。せりのおいしさを引き立てるので、ぜひ食べてみていただけたらと思います。


    ―名取の魅力はどんなところだと思いますか?

    食材がいいのは言うまでもありませんが、私が好きなのは「かわまちてらす閖上」からの景色。名取川の向こうに蔵王連峰が見え、季節や時間によってさまざまに表情を変えます。夕日が沈む時間はほんとうにきれいですよ。思わず写真を撮ってしまいます。おいしい料理を楽しむのと一緒に、閖上の空や海の美しさも堪能していただけたらと思います。